うつがひどい時は「少しだけ部屋を片付ける」と気が晴れるよ

まあ、こんな事、このブログを見てるメンヘラのみんななら既にやってんのかもしれないけど、あえて書かせて貰う( ̄∇ ̄)

私は過去にひどいうつ病を患ったこともあるが、そういう時は本当になーんにもする気が起こらなくて、部屋は足の踏み場もないぐらいぐっちゃぐちゃだった。

部屋が散らかりまくってると、余計に気が滅入ってきて更に鬱になる。そしてますます片付ける気力が失せる。

ぐちゃぐちゃのゴミ部屋を見渡すたびに、どんどん暗い気分になってきて「ああ、俺は駄目な人間だ……」と余計に自分を責め、自尊心がどんどん下がっていく負のループ。

でもうつ病なんだから部屋の片付けなど超面倒くさくて、到底やれる気がしない……。

しかし、私は間違っていた。

そういう時こそ、あえて「少しでもいいから片付ける」だけでも鬱を改善する効果があるのだ。

部屋の散らかりようは心の映し鏡

部屋の散らかりようが「心の問題を反映している」ことは、心理学でも定説となっている。

ひどいストレスや精神疾患、過去のトラウマといった問題を抱えていると、まるで鏡で映すかのように部屋も散らかる。

なので、今の自分の心の状態を知りたいなら、手っ取り早く部屋を見渡してみればいい。

「部屋が異常に汚い」or「散らかりすぎている」のならば、今の自分の精神状態があまりよくないサインである。

人間は精神的に追い詰められていると身の回りのことに注意がいかなくなる。

部屋が汚くなっているというのは、それだけ注意力や意欲が落ちているということなのだ。

必ずしも「部屋が汚い」=「うつ病」ではない

ただ、ひとつ補足しておくと、必ずしも「部屋が散らかりすぎている」=「うつ病」と直結するわけではない。

発達障害などが原因で部屋が片付けられない人もいるだろうし、部屋が汚くても元気な人はいる。

ただし、部屋が汚い上に

・部屋が汚れてきたけど片付けの気力が起きない
・何もやる気が起きない
・とにかく体がしんどい
・身の回りのこと(身だしなみなどの最低限のことでも)に手がつけられない

となるとかなり精神的に疲弊している証拠なので、気をつけた方がいい。

他にも、表情や身だしなみが乱れているかどうかも判別対象になる。

・疲れている表情、クマができてげっそりしている
・髪がぼさぼさ、フケが肩に落ちている
・メイクをしない(元々すっぴんで活動している方は除外します)
・ひげを剃らない
・スーツが汚れている(しわだらけ)

という人も、かなり余裕がない状態なので注意が必要だ。

「少しだけ片付ける」と決めると案外動けるもの

うつ病にかかる人は完璧主義が多い傾向があるので、片付けるときも「ちゃんと」片付けないといけない、と思いがちだ。

だから、弱っている時にはものすごく片付けるハードルが高く感じてしまって、結局何もやらなくなる人が多い。こうしてゴミ部屋が完成するわけだ。

しかし、ちょっと発想を変えて、片付けを一種の気晴らし、作業療法として「ちょっとだけやる」というつもりでやってみるのはどうだろう?

例えば「この棚の上だけ整理しよう」「服だけタンスの中にしまおう」「床の上に落ちているものだけ1カ所にまとめよう」「たまった食器だけ洗おう」とか。

最初は全然「やる気」なんかなくてもいい。

人間の「やる気」を司るのは、脳の側坐核(そくざかく)という部分が関係しているが、この側坐核という部分は「作業をはじめる」と活性化し、やる気を生み出すのだ。
つまり、『やる気を出す』ためには、「まずやる」ことが必要なのである。

「やる気→行動」ではなく、「行動→やる気」なのである。

そして、ここで重要なのは「片付けの気持ちよさを感じるためにやる」ということだ。
ちゃんとやろうとして疲れ切ってしまったり、「いくら片付けても終わらない!」と嫌気がさしてしまっては余計にストレスになる。

あくまで限定的な箇所がキレイになって「おー、なかなか自分やるじゃん!」という自己効力感(※)を得るためにやる。疲れてきたり、飽きてきたらやめる。

(※)自己効力感:自分は有用で、役に立つ人間だという感覚。

そういう事を繰り返しているうちに、「なんか今日は鬱がひどいしイライラする…」という時に、スマホやゲームに逃避するのではなく、「ちょっと気晴らしに片付けるか……」という条件付けができていれば尚いい。
つまり、「部屋の片付け」をコーピング化(※)する、ということだ。

(※)コーピング:特定のストレスフルな状況や問題に対して何らかの対処行動をとり、ストレスを適切にコントロールすること。あるいはその手法を指して「ストレス・コーピング」という。ストレスから気を逸らす手段のこと。

「ストレスに強くなる生活習慣」を身につけよう!

2016年10月14日

「嫌だけどやらなきゃいけないこと」というのは、人間は長続きしない。
「体調が最悪でもできること」「気晴らしになること」というのは、長続きしやすい。

「片付け」が気晴らしになったらしめたものだ。

「できた自分を褒める」ことは超重要

少しでもいいので部屋の片付けができると、自分を褒めるのはとても重要なことだ。
それが満足感や達成感、自己効力感に繋がるからだ。
日記などにしたためるとさらに効果は高まる。

うつ病にかかると、今までできていた事ができなくなるので自分を責めてしまいやすい。
だから、このようにハードルを体調が悪くてもできる低いところに設定して、満足感や達成感を得る訓練をするのは重要なことだ。

うつ状態の時は、脳の快感や楽しさを感じる「報酬系」と呼ばれる回路が機能不全を起こしている状態なので、いちいち刺激してやる必要がある。

脳という器官は、使われてない機能はどんどん劣化していくからだ。

つまり、満足感や達成感、楽しさを感じにくいような生活をしていると、ますますその機能自体が錆び付いていって、本当に無感動になってしまうということ。

そうした状態を予防するために、「ちょっとした部屋の片付け」は結果が目に見えるし、キレイになるし、いいことづくめなのでおススメだ。

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