いじめやパワハラをする人間こそ精神科に行った方がいいと思う理由

ついこの間 、Twitter をやっていたら、「いじめ加害者にこそカウンセリングを受けさせた方がいいのではないか?」というような内容のツイートが流れてきました。

非常に共感しましたので、今日はこのテーマについて書いていきたいと思います。

私自身、これまでの人生の中で何度もいじめやパワハラにあってきた経験がありますし、知り合いの中にも同じような経験をしてきた人が結構います。

いじめ被害者の多くは、その後精神を病んでしまい、人間不信になって引きこもってしまったり、社会復帰が困難になってしまうという現実もあります。

私自身も、小学校時代にいじめを受けたことがトラウマになり、「対人恐怖症」→「うつ病」→「抗不安薬・睡眠薬依存症」のフルコースを経験してきました。

今では日常生活に支障のない程度に回復しましたが、未だにドラマでいじめのシーンなどが出てくると、ものすごい怒りが湧いてきて動悸がしてくるので、慌ててチャンネルを変えます。

「いじめ」という行為は他人の人生をメチャメチャにする行為だと認識されるべき

「いじめ」という行為は、今の法律では犯罪にはあたらないので、被害者が自殺でもしない限り「事件」だと周りに認識されることもなく、軽く扱われがちです。

周りの大人や同級生が理解のある人たちなら相談に乗ってくれたり、解決に向かって動いてくれるかもしれませんが、残念ながら周りの理解が得られず孤独な闘いを強いられ、泣き寝入りしなければいけないケースも多いです。

いじめ被害者は、他者や世界そのものに対する「基本的な安心感や信頼感」を粉々に打ち砕かれ、事によってはその後の人生をメチャメチャにされてしまうほどの心の傷を負うこともあります。

「世界そのもの」に対する信頼感が欠如した人たちと、そうでない人たち

2018.04.26

いじめは、それほど残酷な行為であるという事を、もっと広く世の中に知られるべきだと思います。

いじめを受けている当人が「学校をやめたい」と訴える時、周りの大人が、

「卒業してしまえば、いじめは終わるし、忘れてしまうものだから、もうちょっと我慢してみようよ」

などというアドバイスを投げかける事がよくありますが、これを鵜呑みにするのも危険です。

最近の脳科学では、いじめを受けた人はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、ひどくなると恐怖とストレスのあまり脳にダメージが残るともいわれています。

また「いじめ後遺症」なる概念もハートネットTVに取り上げられ、大人になってもいじめのトラウマに苦しめられている人が多くいることが分かります。

一度トラウマによって脳にダメージが残ると、生涯にわたってその回復のために努力していかなければならないケースもよくあります。

いじめによって受けるダメージは、ほとんど暴行やレイプといった犯罪行為に近いほどのダメージを被害者に与えるのに、そのほとんどは罰せられることもなく、加害者はその後、何事もないように仕事をし、結婚をして、幸せな家庭を築き、平穏な人生を送っているケースなどざらにあります。

こうして見ると、「いじめられた方」は心を病んでしまった「病人」で、「いじめた方」はその後も普通に社会に適応している「健常者」であるかのように見えます。

病んでいるのはどちらなのか?

「いじめられる方」と「いじめる方」。

この関係性を見ると、あくまで病んでしまっているのは「いじめられる方」だけ、という構図になってしまうのですが、本当にそうなのでしょうか?

私自身、いじめからのサバイバーとして、自分なりに回復に取り組み、色々勉強していく中で、そもそも「いじめる方」が病んでいたからこそ、いじめなどという行為をしてしまうのだということを知りました。

悲しい事に、大人になっても私の周りで「いじめ」という行為はどこにでも見られました。

それらを注意深く観察していると、大体において「いじめる側」というのは、その人自身がストレスを抱えていたり、生きづらさを抱えていることが多いものだということに気づきました。

例えば、「仕事が出来ない」といって、新入りをいじめるような人は、だいたいにおいてその人も仕事ができてない事が多いです。
人のことを「暗い」「気持ち悪い」「変わってる」などといって、それを理由にいじめているような人は、その人自身も陰ではみんなから煙たがられていることが多いものです。

自分の感情や弱さと向き合う勇気がないため、そのはけ口として、自分より弱い者をいじめるという行動に出るのです。
考えてみれば、これは当たり前のことで、普段の生活の中で満たされていて特にストレスもないというような人は、そもそも「いじめ」などをする必要がないのです。

また、本当に優秀だったり、打ち込むものがあるような人も「いじめ」などという下等な行為に興味をもたない傾向にあります。
そんな事に時間を費やすぐらいなら、もっと他の有意義なことに打ち込んだ方がいいことを知っているからです。

いじめをする人は「困っている人」?

他人をいじめる人というのは、その人自身が困っている事が多いものです。

だから、実は「いじめる側」にこそ心の問題をケアする必要性があるのですが、そういう人は間違っても精神科や心療内科には繋がろうとしません。

それもそのはずで、「いじめ」というのは、基本的に「自分は正しい、相手は間違っている」という心理から行われるものですから、自分に心の問題があるなどと認めたら、いじめ自体をできなくなってしまいます。

ですから、彼らは自分に問題があるという事を認めようとしないし、下手をすると「いじめをしている」「人を傷つけている」という自覚すらないことがあります。

彼らは巧みに「いじめ」という行為を「かわいがってやってる」「教育してやってる」「ふざけてやっているだけ」などという言葉ではぐらかし、自らの凶暴性を正当化します。
そうして、自分も他人も騙すのです。

だから、この手の人間にターゲットにされたら大変です。
彼らは人の痛みが分からない人間です(分からないように自分を騙している人間です)。

向こうが変わるのを期待するのはやめましょう。

いじめを受けているときは、逃げるか、周りの人に相談するか、音声や映像を記録して証拠を掴んで訴えるか、といった具体的な行動が必要となります。

ただじっと耐えていても、あなたが壊されるだけです。

「あなたを傷つけてくる人」の近くに絶対に留まり続けてはいけない

2017.07.15

いじめの恐ろしいところは、ずっと我慢していると「自分が悪いからいじめられてるんじゃないか?」「人をイラつかせる自分が悪いんじゃないか?」と、自分を責めるように洗脳されてくることです。
さらに、いじめは「恥の感情」と密接に結びついているため、本人は「いじめられている自分」を知られたくなくて隠す傾向があります。
そんな状態が長く続くと、脳にダメージが残り、例え卒業や転職などでいじめから脱することが出来ても、自己否定感や人間不信はずっと残ります。

他人の好意や優しさを受け取る能力自体を潰されてしまうのです。
自尊心はズタズタにされ、なにをやってもうまくいかないような感覚に何年も何十年も悩まされることもあります。

あなたは悪くない

一つだけ言いたいのは、病んでいるのはあなたではなくて、彼らだったということです。

今、これを読んでいる人で、いじめを受けている人がいるなら、一言「あなたは悪くない」と言いたいです。

もし、身近にいる人がいじめやパワハラを受けていて苦しんでいる人がいるなら、その人にも「あなたは悪くない」と言ってあげてください。

たしかに人をいじめるような人というのは、うまく社会に適応しているように「見える」ことが多いものです。

しかし、「いじめ」という卑劣な行為をする以上、なにかしらの心の問題や弱さを抱えているのは間違いないと思います。

その犠牲者として、あなたがたまたま標的にされたのだと考えましょう。
仮にあなたが標的にされなくても、他の誰かが標的にされていたでしょう。

いじめを受けたトラウマによって、精神疾患を発症したり、ひきこもりになったりした人は、ある意味で「正常な反応」をした人なのだと思います。
その苦痛を他の人への攻撃に向けるのではなく、内に留めてしまったからこそ、心身に無理がきてしまったのでしょうから。

ブログランキングに参加してます。よろしければ応援クリックお願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です