こんにちは、Gakki(@faranks02)です。
7月1日に会社設立のための法人登記をしてきました。
会社名は「合同会社レジリエンスラボ」。
レジリエンス(resilience)とは、外的な衝撃にも、ぽきっと折れることなく、立ち直ることのできる「しなやかな強さ」のことです。

私自身、ベンゾジアゼピン(処方薬)依存症から回復する上でいちばん気をつけたことが、「柳のようなしなやかな強さ」を身につけることでした。
タフでマッチョな強さを追求しても、確かに上手くいっている時はいいのですが、限界がきてボキッと折れたときに取り返しがつかないことになりやすい。
それよりも、嫌なことやストレスがかかることがあってもフワッと避けられるような「しなやかさ」こそ重要だと考えていました。
個々人の「生きづらさ」に対処できるような「しなやかな強さ」を身につけていく、という意味をこめて社名に採用しました。
ロゴマークは蓮の花。
蓮の花は、泥の中に根を張り、水面に美しく花を咲かせます。「汚れた環境の中でも、それに染まらず美しく清く生きるさま」を象徴する花とされています。
ロゴマークとパンフレットは私が作成しました(^^)。
Webサイトは鋭意制作中です。
グループホーム「ファーストサークル」
レジリエンスラボの主な事業内容としては、依存症や精神疾患に対応したグループホーム運営があります。
グループホームの名前は「ファーストサークル」。
TC(セラピューティック・コミュニティ:治療共同体)の理念を導入したグループホームとなります。
TCアプローチとは、イギリスの精神科医療やアメリカの依存症自助グループを起源に進化し、世界中に拡大しつつあるコミュニティアプローチのこと。共に暮らし、生活していく集団の中で個人の癒やしと変化、成長を促す効果があります。
依存症は「孤独の病」とも言われています。アディクトは社会や人間関係から分断され、孤独感に苛まれています。
TCのような安全で安心な環境の中で、依存症から回復するのに必要な「他者を信頼すること」「他者と親密な関係を築けること」の機会を提供されて頂きます。
様々なフォロー体制
「ファーストサークル」では「自分らしさ」を発揮できるような就労の方法を一緒に考えていきます。
依存症の再発防止も念頭に入れ、個別にフォローさせて頂きます。
この他にも自己理解を深めるためのグループワーク、退所後にも交流会などを通じて地域での生活を支援するアフターフォロー、専門職(医師、心理士など)を招いてのワークショップなど、様々なフォロー体制を用意しています。
処方薬依存症からの回復
私自身、ベンゾジアゼピンをはじめとする抗不安薬・睡眠薬の依存症から回復して、今年で7年目になります。
回復のために、自助グループで行われている12ステッププログラム、認知行動療法、マインドフルネス、運動療法などのノウハウを実践してきました。
また、ベンゾジアゼピンの断薬や離脱症状への対処法についても色々調べてきました。
社会不安障害、うつ病、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)、自閉症スペクトラムの当事者でもあり、それらの克服にも取り組んできました。
このブログやTwitterでは、私自身が回復の中で得た知識やノウハウを紹介してきましたが、グループホームにおいては実際の支援の中でそれらを活かしていこうと思っています。
一人で悩まずにまずは相談を
グループホーム「ファーストサークル」は2020年9月にプレオープン予定です。
現在は入所者を随時受け付けており、見学も可能です。
対象者
・精神疾患をお持ちの男女(※特に依存症の診断を受けている方。うつや統合失調書などの重複障害も可)。
・今後就労や自立の練習をしたい方
・障害福祉サービス受給者(予定も可)。
ご興味がおありの方は、ぜひお問い合わせください。
・お問い合わせ
質問などありましたら、以下のメールフォームか、お電話にて気軽にご連絡ください。
TEL:080-6498-9155
担当:上原
※不在着信がありましたら、折り返しご連絡させて頂きます。
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