向精神薬を全て断薬して5年が経ったので感想を書いてみる


今日で、ベンゾジアゼピン系薬物を含む全ての向精神薬を断薬して5年目を迎えました!
いやー、良くやったなー、自分(^^)。
この点については、素直に自分を褒めてあげたいと思います。

思い返せば5年前、デパスやレキソタンといった抗不安薬、ロヒプノールやアモバンといった睡眠薬の乱用がどうにも止まらず、ほとほと困り果てていました。

やめなければならない事は分かっているのですが、薬をやめると離脱症状が襲ってきて、その苦痛があまりにひどいので、すぐにまた薬を飲み始めてしまうのでした。

一応仕事はしていましたが、連日ひどいうつ状態と不眠、焦燥感とイライラに耐えきれず、生活は荒み果てていて、家族との仲も最悪でした。

絶望感から、家のドアノブで首吊り自殺を図ったのですが未遂に終わり、「生きることも出来ない、死ぬことも出来ない」と悟ったとき、精神病院に入院することを受け入れていました。

自分の人生は終わったと思っていましたが、そこで薬物依存専門のカウンセラーさんと出会ったことが転機になり、私は回復の道を歩み始めました。

薬をやめるのはスタートでしかなかった

入院中の閉鎖的な環境の中で断薬(解毒)した私は、一ヶ月で退院することになりました。

しかし退院後、向精神薬をやめた状態で、外の世界でどう生きていいかさっぱり分からず、ものすごく不安でした。

思春期の頃からずーっと向精神薬に頼って生きてきたため、自分には、社会の中でうまくやっていったり、人との関係を築いていったり、生活していくスキルや経験が圧倒的に不足していたからです。

ですから、とにかく困ったときや薬を飲みたくなったら、カウンセラーさんや自助グループの仲間に相談していました。
人に自分の弱みを見せるのが怖くて仕方がなくて、今までほとんど他人に本音を漏らしたことなどありませんでしたが、そんなことは言ってられませんでした。

さらに、私はベンゾジアゼピン系をはじめとする向精神薬を13~14年ほどの間、大量に飲んできて、いきなり全部切ったので、ハンパじゃない離脱症状が襲ってきました。

慢性的なうつ、パニック、不安、緊張、不眠、筋肉の異常なコリ、倦怠感(ダルさ)、認知機能・記憶力の低下、共感力の低下……これらが全部襲ってきて、しかもパートタイムといえど働いていましたので、本当に気が狂いそうでした。(※ベンゾジアゼピン離脱症候群)

ベンゾジアゼピン系薬物(抗不安薬・睡眠薬)の離脱症状と渇望期について

2017.03.16

とにかく最初の一年は、「薬をやめる」ことだけに全神経を集中しました。

今日一日だけ薬を飲まない」の精神で一日一日を乗り切っていました。

仕事や交友関係、異性関係といった付き合い、日常の中の用事……薬をやめる上で、余計なストレスがかかりそうなものは全部減らすか、切り捨てるか、回避するか、シャットアウトして生活することにしました。

その代わりに、ストレッサーや薬への渇望に対処する「コーピング」の導入や、自助グループに通うことの習慣化、人に相談する練習、などを徹底的にやりました。

2年目からは、離脱症状もいくらかマシになってきたので、向精神薬に依存する最大の原因であった対人恐怖症(社会不安障害)の克服に取り組むため、暴露療法(エクスポージャー法)を実践しました。とにかく私は人間関係の「場数」が圧倒的に足りてなかったので、対人関係に慣れる必要がありました。また、人との距離の取り方なども練習しました。

恐怖に突入して不安障害を治す!暴露療法(エクスポージャー法)

2018.05.04

他人との境界線(バウンダリー)をちゃんと引こう

2017.02.21
3年目は、対人恐怖症の原因が幼少期の家庭環境や、学校でのいじめのトラウマにあったことを突き止め、アダルトチルドレンの問題に取り組みました。
12ステッププログラムをやって、自分が今まで身につけてきた歪んだ行動・思考パターンを手放すことに努めました。家族関係の問題にも取り組みました。

アダルトチルドレン~生きづらさを抱えたまま大人になった人たち~

2017.01.06

4年目は、処方薬依存症やメンタル関係の問題はあるていど落ち着いてきましたが、自分はひどく感覚が過敏で疲れやすい体質であるHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)であることを自覚し、自分に合った仕事や生活をカスタマイズしていかなければならないことを覚悟します。

経済的な問題や、制限がかかった上でどう仕事をしていくか?という実際的な問題に取り組んでました。
金銭管理や、家事など、生活の基本的なことを見直す時期でもありました。
異性関係についての問題にも取り組みました。

【HSP】敏感、繊細すぎて生きるのが辛い人へ

2018.03.15

そして、今日で断薬して5年目に突入しました。

以前よりはだいぶマシになったとはいえ、もともと自分を責める癖があるので、落ち込んだときなどは「俺は回復しているのか?」「進歩してないんじゃないのか?」「頑張っても何も変わってないんじゃないのか?」というネガティブ思考にはまることもあるのですが、こうして年単位のスパンで並べて書き出してみると、本当にゆっくりではありますが、着実に回復してるんだなーと思えて、改めて自分を褒めてあげたいと思います(^^)。

ここまで自分を支えてくれた家族、友人、仲間に本当に感謝しています。

自分は幼い頃に「人」に傷つけられ、「人」が怖くてうまく繋がれないからこそ処方薬依存症になってしまいました。
しかし、依存症やアダルトチルドレンの問題から回復できたのも、温かく見守っていくれる「人」がいたからこそだと実感しています。

また、当ブログでは処方薬依存症のスカイプミーティングも開いているのですが、自分で開いておきながら、集まってくれた仲間にも何度も助けられました。
もし、まだ向精神薬の依存で苦しんでいる方がいましたら、ぜひ覗いてみてください。一緒に薬をやめていきましょう(^^)

ありがとうございます(^^)。

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