瞑想会「マインドフルネスの集い」に参加してきたよ!

先週の日曜日に、「マインドフルネスの集い」という集まりに参加してきた。
その内容が結構良かったので、このブログでも紹介したいと思う。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

1.「マインドフルネスの集い」に参加してきた経緯

とあるご縁があって、今回、西日本霊性センター(黙想の家)で開かれた「マインドフルネスの集い」に参加させていただいた。

もともと私は、ティク・ナット・ハン師の著書「リトリート ブッダの瞑想の実践」なんかを読んでいて、そこに出てくる仏教共同体の「プラム・ヴィレッジ」とか、仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分を振り返る時間を持つ「リトリート」といったものに憧れを抱いていた。

日常の喧騒を離れて、静かな自然の中で仲間とともに瞑想をし、瞑想の体験を話し合ったり、瞑想指導者の話を聞いたり、といったことをやってみたな~と思っていたのだ。

しかし、あいにくここ広島にはヨガ教室はいくつかあるものの、瞑想を教えている教室は非常に数が少ない。特にマインドフルネスを教えている教室は皆無だったし、ましてやマインドフルネスを実践する共同体もなかった。

だから私は仕方なく、ここ二年間は一人で細々とマインドフルネスをやってきたのだが、最近は一人で瞑想を実践し続けることに限界を感じてきてもいた。

私は本やCDを使って、ずっと独学でマインドフルネスをやってきたのだが、実践しているうちに色々な疑問点も浮かんできたし、モチベーションの低下にも悩まされていた。

マインドフルネス瞑想がうまくいかない時はどうすればいいか?
マインドフルネス瞑想を一昨年の7月から初めて1年7ヶ月が経過しました(現在、実践時間は合計約280時間ほど)。 その間、ほぼ毎...

確かにネット上にはマインドフルネスを実践している人はいたし、そのような集まりもあるにはあるようなのだが、その時の私はリアル(現実)で瞑想の経験豊かな人に色々教えを乞いたいし、共に同志と瞑想を実践したい、という思いが強かった。

ごく最近になって、広島にも臨床心理士の先生が主催している、「マインドフルネス瞑想会」なるものができて、私は喜び勇んでそのグループに通い始めた。

ここでの体験は、私にとって非常に貴重なものとなり、初めて自分と同じくマインドフルネスを実践する同志や、自分より瞑想経験の豊かな人に出会うこともできた。

そこで知り合った方に誘われ、今回「マインドフルネスの集い」にも参加させてもらったというわけ。

2.ロウソクの火を「ただ見つめる」瞑想のワーク

さて、今回参加させてもらった「マインドフルネスの集い」の肝心の内容だが、午前中は聖堂での「静坐瞑想」、自然の中での「歩く瞑想」、心臓に意識を集中する「ハート瞑想」などを実践した。

シスター手作りのおいしい昼食をとったあとは、それぞれ瞑想体験の分かち合いをして、祈りの歌を歌うという内容だった。

午前中の静坐瞑想は、「ロウソクにともされた火をただ見つめながら坐る」という瞑想だった。

私たちは、忙しい日常を生きていると「ただ見る」ということはまずしない。
そこには必ず何かしらの価値判断や分析が伴い、私たちの頭の中では「いい」とか「悪い」とかいったジャッジを絶えずしていて、そういった思考が高速で浮かんでは消え、浮かんでは消えている。

つまり、対象物を「ありのまま」に見ていないのだ。
私たちは、見ている対象物について色々な価値判断をしているが、それらは私達が勝手に頭のなかで作り上げた「妄想」に過ぎない。

それは物事に対しても、人間に対しても同じであり、この頭のなかで勝手に繰り広げられている「ジャッジ=妄想」のせいで、人間は「生きづらさ」から離れられないのだとブッダは説いている。

だからこそ、ただひたすら「ロウソクの火を見つめる」というこのワークは、マインドフルネスの基本理念である「判断もせず、反応もせず、ただあるがままを観察する」にのっとったものだといえる。

「対象物を、ただあるがままに観察する」というのは、かなりの集中力を要する作業なのだが、だからこそ今回瞑想をさせていただいた聖堂はうってつけの場所といえた。

広々とした聖堂は静謐(せいひつ)な空気に包まれており、ものごとに集中するには抜群に向いている環境だといえた。
数十分ほど瞑想した後は、とても頭がスッキリしたのを覚えている。

3.自然の中で「歩く瞑想」をしてリフレッシュ

その後は、自然の中を散策する「歩く瞑想」に参加した。

個人的には、今回の瞑想会の中で、このワークが一番良かった。

もともとこの「黙想の家」が自然の豊かな土地にあるため、山の中の遊歩道はとても静かで、本当に心が落ち着いたのを憶えている。

緑の匂いや、木々の間から差してくる木漏れ日、小鳥の鳴き声、落ち葉を踏みしめる感触……そういったものを全身で感じながら、一歩一歩、ゆっくりゆっくり、「いま、この瞬間」を大事にしながら歩く。

人間の悩みやストレスの大半は過去や未来からやってくる。
だからこそ、意識を「いま、ここ」に向けて、集中することが人生の幸せにつながる。
それがマインドフルネスの基本的な考え方だ。

今に集中しないで、過去や未来ばかり反芻して生きていると、生きづらさは何倍にもなる。 この、過去や未来ばかり心配する自動操縦モードを解除する技術がマインドフルネスなのだ。

郊外の自然の中ということもあって空気もおいしく、新鮮な空気を胸いっぱいに吸って吐くと、頭の中に溜まったゴミが浄化されていくような感覚があった。

このワークをやっている最中、自分の体が思った以上に疲れていたし、緊張しっぱなしだったんだなー、と気づくこともできた。

一週間の仕事の疲れと、張り詰めた神経が、自然の中をゆっくり歩くことで、やっと実感できたというところか。

4.「ハート瞑想」でほっこり癒される

外から帰ってきたら、また聖堂に集まって輪になり、今度は「ハート瞑想」というものを実践した。

マインドフルネスには、体の感覚に意識を集中する「ボディ・スキャン」という瞑想法もあるが、この「ハート瞑想」では、特に心臓に意識を向けた瞑想だった。

目を閉じて、両手を心臓に当て、呼吸と心臓の感覚に意識を集中する。
そうしている間にも、体の中ではいろんな感覚が出ては消え、出ては消えていく。
特に心臓(ハート)は、メンタルとも密接に関係した臓器でもあるため、実際に手を当てて労ってあげることで、ホッとした安心感を感じることができたのを覚えている。

5.瞑想体験の分かち合い(シェアリング)の時間

さて、午後からは瞑想体験の分かち合い(シェアリング)の時間だったが、これもまた貴重な体験だった。
このマインドフルネスの集いには、瞑想の経験が深い人、浅い人、いろいろな人が集まっていたわけだが、そのどれもが参考になる意見だった。

俳優のブルース・リーが映画の中で言った名言の中に「考えるな、感じろ」というものがあるが、個人的にはマインドフルネスも全く同じだと思う。

人それぞれ瞑想をやった時の感じ方は違うし、どれが間違いで、どれが正しい、ということもない。他人が何気なく発言したことで、自分に大きな気付きが得られることもあるし、その逆もある。

また、瞑想の実践が深い人に話しを聞けたりもしたので、日々、瞑想をやっていて疑問に思うことが聞けたのも大きかった。
「瞑想時に背筋は伸ばしたほうがいいのか?」とか「姿勢は少しでも動かしてはいけないのか?」とか、色々溜まってたんだよなー( ̄∇ ̄;)

6.瞑想(マインドフルネス)を続けるために大事なこと

全体の感想としては、今回の「マインドフルネスの集い」は行って非常に良かったな、と思った。

まさに私のイメージしていた、
「静かな自然の中で仲間と瞑想し、瞑想指導者の話を聞き、体験を分かち合う」
という瞑想会そのものだったので、とても満足できる内容だった。

マインドフルネスは、確かにストレス解消や、心の掃除に抜群の効力を発揮するし、やり続けている間は調子もいいのだが、やっぱり時々「めんどくさいな…」と思うこともある( ̄∇ ̄;)
実際問題、瞑想というものは「なにもしない」というのが基本理念だから、やっていて退屈に感じることもある。

私自身も、自分がトラウマや大病を抱えていなかったら、そもそもここまで瞑想に対して本気になっていなかったと断言できる。

ある瞑想の先生が言っていたが、瞑想を実践する人の動機の80%が「なんらかの生きづらさや苦悩、痛みをどうにかしたい」というものらしい。

そりゃそうだ、とも思う。

何もかも上手くいっていて、満たされているような人が、こんな退屈で地味な「瞑想」というものに時間と労力を投入するとも思えない。

しかし、瞑想は、最近の脳科学でも解明されているように「脳にとっての最高の休息法」なのだ。

~マインドフルネス~脳の疲れが取れる最高の休息法
今日は「世界のエリートがやっている 最高の休息法」という本を紹介したいと思う。 「最高の休息法」というと何だろう?、と...

いつも余計なことを考えすぎてしまって疲れやすい私は、これからもマインドフルネスを実践し続けるだろう。

なんにせよ、瞑想、マインドフルネスは「心の筋トレ」であるがゆえに「毎日続けること」が最も大事だ。

そして、物事を継続するためには、それを実践する「場所」や「志を同じくした仲間」がいると格段に成功率が上がる。

やはり人間、一人では持ち続けられるモチベーションには限界があるのだ。

自分ひとりの抽象的な「意思」に頼るのではなく、継続するための「環境」を整えることが大事だ。

そのために、今回参加させていただいたような「マインドフルネスの集い」のようなグループワークは大いに実用性があるので、これからも色んな集まりに積極的に顔を出していこうと思う。

ブログランキングに参加してます。よろしければ応援クリックお願いします
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

フォローする